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もう10年以上前だろうか?JR上野駅の改札内に「スタディールーム」なる標本、鉱物、化石、実験道具、自然科学関連の商品を取り扱った小さなショップがあった。科学博物館の帰りに両親とそのショップを訪れ、子供心ながらに「なんでもそれっているんじゃないか?」とワクワクしたあのショップ…を現代にパワーアップして蘇らせたような夢のショップである。
こちらうみねこ博物堂では各種標本に加え、アーティストによる動植物をモチーフにした芸術作品から普段使い出来る日用品や、古いグラス、ヤマアラシの針、19世紀の博物画…ジャンルを問わずありとあらゆる素敵グッズを取り扱う。小学生のころにもしこのショップを訪れていたらどんなに興奮しただろうか…。
店主の小野さんは特に昆虫に精通されており、店内で販売している標本はどれも小野さんが目利きした良い物だらけである。幅広いコネクションを持っておられるので、なぜ雑貨屋にこんな標本が!?とコレクターでも驚くレベルの珍しい標本が何食わぬ顔で陳列している事があるので恐ろしい。特にゴミダマやタマムシ、ハムシなど奇妙な形をした雑虫に強く、展足は「とんでもない甲虫」などで素晴らしい展足スキルを披露している福井さんに依頼している商品も多いため、本当に美しく価値のあるものばかりだ。
雑貨好き、自然科学アイテム好きは勿論の事、このサイトを訪れるようなコアなコレクターの方々にも是非一度足を運んでほしいショップである。
※写真はすべてあまのじゃくとへそまがり撮影・提供
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